【最新版】ゼロエネルギー住宅の特徴とメリットについて

最終更新日 2025年4月25日

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近年注目されているゼロエネルギー住宅は、「ZEH住宅」と呼ばれており消費エネルギーを減らしながら、つくるエネルギーを増やすことによって消費エネルギーを上回ることを目指している住宅を指します。
日本政府はこれまでもハウスメーカーが新築する注文一戸建て住宅の半数以上を、ZEHにすることを目指しており、2030年までには建売や集合住宅を含む新築住宅の平均でZEHの実現を目指すと発表しています。

エスコシステムズさんに聞く!ゼロエネルギー住宅の特徴

ではこの住宅にはどのような特徴があるのかというと、主に消費エネルギー削減の取り組みで建物の高断熱化であったり、省エネに関する設備の導入を行っています。
建物の断熱性能を上げることができれば、空調設備を使用しなくても常に快適な温度を保つことが可能となります。
またエネルギーの収支を確認することができる、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)や、省エネ効果の高い給湯機やエアコンの設備を取り入れることによって、少ないエネルギーでも快適に生活が行える住宅を目指しています。
エネルギーを増やす取り組みとしてゼロエネルギー住宅で取り入れられているのが、太陽光発電の導入です。
自然環境を最大限に活用し発電を行うことが可能な太陽光発電は、CO2を排出することなくエネルギーをつくり出すことが可能で、この取り組みによって生活で消費するエネルギーよりも、設置した設備でつくり出したエネルギー量が上回るようになっているのが、ゼロエネルギー住宅の特徴といえます。

参考記事:エスコシステムズ評判

ゼロエネルギー住宅のメリット

ゼロエネルギー住宅は地球環境に優しいつくりになっていることがわかりましたが、実際にこの住宅に住むことが得られるメリットにはどのようなことがあるでしょうか。

補助金を受けることが可能

まず挙げられるメリットの1つが「補助金を受けることが可能」です。
国が定めているZEH住宅の基準を満たしていれば国から補助金を得ることが可能であり、2022年度では省エネグレードごとに補助金額が異なる仕組みとなっており、最もシンプルな形態である「ZEH支援事業」では1戸あたり55万円を受け取ることが可能で、補助対象住宅に定置型の蓄電システムを導入する場合は1kWhごとに2万円の補助金を受け取ることができます。

太陽光発電システムで光熱費を抑えることができる

メリットは他にも住宅に太陽光発電システムを設置し、自家発電を行なうことによって光熱費を抑えることができることにあります。
そしてこの住宅は断熱性能が高いため、外気の影響を受けにくくなり真冬に起こりやすいヒートショックの予防が行えることも大きな強みです。
ヒートショックとは急激な気温の変化により血圧が変動し、身体に悪影響を及ぼすことで、真冬におふろに入る前後や暖房で温まった部屋から出た後など主に室内で起こることが多い症状です。
高齢者の住んでいる住宅をこの仕様にすることで、冬場のヒートショックを防ぎ安全に生活をおくれるようになるメリットを持ってます。

住宅の資産価値が上がる

ZEH住宅は住宅の資産価値の向上にも大きな影響を与えています。
2016年4月に国は、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)と呼ばれる住宅の省エネ性能を評価する制度を施行しており、この制度は住宅に対して省エネに関する取り組みがどの程度されているかを評価し5段階の星マークで表示されます。
星が多い住宅ほど評価は高くなるので、住宅の資産価値も上がります。
何も対策をしていない住宅と比べ、省エネに特化しているゼロエネルギー住宅ならこの制度において高評価を得ることが可能なので、将来引っ越しをする場合や相続時など住宅の売却を考えなければいけなくなった時にも、資産価値が高いと評価されれば高値で売却することも可能です。

停電時でも電気を使用することができる

そして停電時でも電気を使用することができるようになることも大きなメリットの1つです。
この住宅は太陽光発電したエネルギーを蓄える蓄電池が設置されているため、万が一停電が起こってしまっても蓄電池に切り替えれば電気を使用することができます。
蓄電池があれば日が沈んだ後も太陽光で発電した電気を使用することが可能なため、電気代を節約することが可能です。
ゼロエネルギー住宅において蓄電池は必ず設置しなければいけない設備ではありませんが、日本は様々な自然災害が起こりやすく災害時に備えて蓄電池を設置したいと考えるご家庭は増えています。
そして災害時以外にも日常生活において電気代を節約できることや、国からの補助金が出るので太陽光発電システムと併せて導入すべき設備といえます。

【まとめ】ゼロエネルギー住宅の注意点

この住宅は多くのメリットがある反面、注意点もあります。
例えばZEH住宅にするためには省エネ設備や、太陽光発電システムを導入する必要があり、補助金が利用できるとはいってもある程度の初期費用がかかることを認識し、計画を立てることが必要です。
また太陽光発電で使用する太陽パネルは屋根に設置することになりますが、日射量の確保や安全性を考慮する必要があるため、種の形状や向きが自由に選べないといった注意点もあるので、メリットだけではなく様々な設備を導入する上で気を付けるべき注意点など、長期的な視点を持って導入すべきか判断するようにしましょう。