最終更新日 2025年4月25日
「バーチャル展示会のメリットを知りたい」
「感染を気にしないでどこか遊びに行きたい」
「春田英樹先生のプロフィールを知りたい」
近年では新型コロナウィルス感染症が流行していて、外出自粛を余儀なくされています。
人が集まるようなイベントも軒並み延期や中止になっているのが実情と言えるでしょう。
このような中で注目が集まったものとして、バーチャル展示会が挙げられます。
バーチャル展示会とはどのようなものなのかと言うと、これまでは人が実際に集まり行っていた展示会を、あえてオンライン上のバーチャル空間で行うものです。
近年では企業のサービス展示会を始めとし、フェアや博覧会など、様々な分野で、このバーチャル展示会が行われています。
Contents
春田英樹先生も注目するバーチャル展示会のメリット
コストがかからない
博物館や美術館などにおいても、このようなオンライン上で作品を閲覧できるように工夫し、ウェブ上で多くのコンテンツが実現できるようになりました。
博物館や美術館に置いてこのバーチャル展示会を導入することのメリットとしては、なんといってもコストがかからないことが1つに挙げられます。
これは主催者にとって1番大きいメリットであり、コストカットの要素となるものが、展示会の会場のレンタル費用と言えるでしょう。
それに合わせて会場を装飾するための費用、来場者への接客日、飲食の提供費用などもかかることがありません。
このようなことから大幅なコスト削減が期待できるのです。
出店する側にとっても、ブースの設営、資料の印刷なども全く発生せず、対応する人件費が大幅に削減できるので、コスト面における参加のハードルも大幅に下がります。
会場まで行くための交通費などの出費を抑えることができる
来場者にとっても、会場まで行くための交通費などの出費を抑えることができるでしょう。
また時間や場所、天候や災害等の制約をほぼ受ける事はありません。
物理的な会場が使用されないので、場所の制約を受けることがないのです。
日本全国の博物館を始めとし、世界中どこからでも気軽に来場することができます。
リアルの博物館に足を運ぶとなると、開催期日や時間が決まっているかもしれませんが、オンライン上であればコンテンツをウェブサイト上に残しておくことで、いつでもアクセスすることが可能です。
日程や時間の制約もなく、閲覧することができます。
大雨や大雪などの天候事情、また台風や地震などの自然災害、それに伴って発生する交通遅延等の影響も一切受ける事はありません。
この利便性の良さこそが、最も大きな特徴でメリットともいえます。
集客の幅が広がる
そして集客の幅が広がることもメリットといえます。
場所や記述、時間や天候などの制約が全てなくなることで、物理的な展示会と比べると、集客の幅が大きく広がります。
実際に行われる展示会となると、1カ所だけで開催したとしても、遠方からの集客を見込む事はなかなか難しくなります。
しかしバーチャル空間であれば全国各地、さらには世界各国から来場者を集めることができるようになるのです。
時間や曜日、日時なども限定されることがないので、実際にはなかなか都合がつきにくい人たちからも、来場が見込める可能性も大いに考えられます。
出店側やゲスト講演者等のハードルも大幅に下がり、集客以外にも、参加側の拡大にもつながります。
正確な参加者のデータを得ることが可能
そして正確な参加者のデータを得ることが可能です。
参加申し込みから来場、そして離脱まで、参加者の行動をすべてウェブ上で完結することが可能です。
このようなことから参加者がどのような行動をたどったのか、そのデータを正確に取得した上で、アナログ作業を必要とすることなく管理や分析が可能となります。
あらかじめデータ取得のシステムを構築することで、来場者の性別や年代、居住地区などのデータを始めとし、どのブースを訪れたのか、それぞれのブースの滞在時間、閲覧したコンテンツなど、すべての情報を正確に取得することが可能です。
このデータによりどのような窓の来場者が、どのようなものに関心を持っているのかを、高い精度で分析することができます。
今後のマーケティングにも、有用な情報を得ることができるでしょう。
実際の展示会となると、来場者一人一人がどのような行動をとったのか、その履歴を正確に把握することができません。
まとめ
このようなことからオンラインにおける大きなメリットと言えるでしょう。
手書きのアンケートなどが使われることも多いものの、バーチャルであればアンケートもウェブ上で実施することができるので、集計の手間も省くことができます。
このようなバーチャル空間の利用は、これからニーズが拡大する可能性が大いに期待できるでしょう。
世界中の様々なシーンでソーシャルディスタンス、リモート活動などの体制が整備されつつあります。
大人数が1カ所に集まるイベントも、これからは異なる新しいシステムが求められるかもしれません。
物理的な集合を避けることができるバーチャルは、これからさらにニーズが高まり、一般化していくことも期待できます。
このような時に先行して実績や運営ノウハウがあれば、素早く対応することが可能であり、優位性を得られるでしょう。
さらにはウェブサービスのテクノロジーがどんどん進化することで、時代の流れと工夫次第で、これまでは思いもよらなかった全く新しい発想を生み出せる可能性も期待できます。