女性を助けるピル外来

最終更新日 2025年4月25日

妊娠や出産を自分の望むタイミングで行いたいというのは多くの女性の願いですが、パートナーが避妊をするのを忘れてしまって望まない妊娠をするということは決して珍しくありません。
日本で避妊というと、コンドーム等男性に任せなければいけない方法が主流です。
しかし、海外ではピルを使った避妊方法が広く普及しています。

女性が自分で妊娠をコントロールすることができる避妊方法

ピルは世界中で使われているので安全性が高く、色々な種類があります。
女性が自分で妊娠をコントロールすることができる避妊方法になります。
自分で妊娠をコントロールしたいと思ったら、ピル外来を受診するのがおすすめです。
ピルには2種類の女性ホルモンが配合されており、正しく服用すれば99.8%以上の確率で妊娠を防ぐことができます。
エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンとプロゲステロンという黄体ホルモンの2種類です。
これらのホルモンは卵巣で作られている女性ホルモンと同じなので、服用していると脳がホルモンが分泌されていると勘違いをして排卵をストップさせるのです。
服用するのを止めると、排卵が起こるようになります。
その後、妊娠しにくくなるといったことは全くありません。
むしろ、生理のリズムが整うので、体に良い影響を与えてくれます。

服用したばかりの頃は副作用が出やすい

ただし、副作用が出ることもあり、特に服用したばかりの頃は副作用が出やすいとされます。
ピルには様々な種類があるので、種類を変えることで副作用が軽減されることもあります。
それからピル外来では、生理不順や生理痛などの悩みにも対応しています。
生理が定期的に来なかったり、生理前や生理の期間中に辛い痛みを抱えている人は多いと思います。
そのまま放置してしまいがちですが、排卵が起きていなかったり重大な病気が隠れていることもあります。
ピル外来を受診して、きちんと診察を受けることが必要です。
排卵がないままの状態が長く続くと、妊娠しづらい体になってしまうこともあります。
生理痛もただ我慢するのではなく、ピルなどで症状を緩和できることも多いです。
生理の期間中イライラしていたり、痛みが強くて痛み止めばかり飲んでいるという人はピル外来で相談してみるのがおすすめです。神戸 ピル

まとめ

そして、ピル外来では緊急避妊薬の処方も行っています。
避妊に失敗してしまったり、性被害を受けた時などに緊急避妊薬を服用すれば妊娠を回避することができます。
服用しなければいけない時間が決まっているので、できるだけ早めに相談することが重要になります。